脳卒中センター( 2000年 4月設立)の紹介
 

 脳卒中とは、脳の急激な血液循環障害によって、意識がなくなる、倒れてしまう、

手足が動かなくなる、喋れなくなる、目がみえなくなる、物が二重にみえる、といった症状が突然発生する病気です。つまり、脳硬塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害により、突如、脳機能障害が出現する病態をいいます。
  また、脳卒中による日本人の死亡率は、 1 位の悪性新生物(がん)に次いで、心臓病死と肩を並べるように 2 位ないし 3 位を占めており、年間 10 数万人が死亡している状況です。さらに高齢社会の到来を迎え、亡くなることは回避できても後遺症を残す脳卒中の発症率は高く、年間約 170 万人を超えています。国の政策として、寝たきり老人をつくらないように各地域各施設で努力しているにもかかわらず脳卒中がその最大原因となっているのです。

 脳卒中は、脳の救急疾患です。発症早期に病態診断をつけ、適切な治療を早期に開始することが後遺症の有無、程度を決めるのうえで極めて重要です.しかし、 日本の多くの救急病院や診療所では、脳卒中診療が行われているものの、脳卒中を専門とした組織的なチーム医療(脳卒中センター、脳卒中ケアユニット)が実際に機能しているところは意外に少ないようです。幸い当院では、以前より神経内科医との協力体制のもと脳卒中診療班として、地域医療に貢献してきた実績があり、2000 年 4 月、新たに脳卒中センターを設立することで、脳卒中の予防、早期診断、早期専門治療および早期リハビリといった一貫した総合的な医療を今後ともなお一層、地域の方々に提供できるものと信じています。

ストロークケアユニット(SCU)2006年8月開設

  脳卒中急性期治療を専門的におこなうSCU(ストロークケアユニット)3床が平成18年8月よ り、稼働しています。対象はくも膜下出血、脳内出血、脳梗塞で主として2週間以内の急性期  治療 が必要な患者さんです。当院ではICU(集中治療室)もありますので受診時重症度に応 じてIC U、SCUの入室を決めています。脳外科・神経内科専門医・専任看護師・理学療法士 ・作業療 法士・言語療法士が治療にあたっています。
 
   
スタッフ紹介
 
脳卒中 センター長:  黒柳 隆之  (脳神経外科医長兼任) 
脳卒中副センター長:  露崎  淳  (神経内科 医長兼任) 
脳卒中 診療担当医:  徳重 一雄  (脳神経外科 医長) 
診療協力医:     
  原田 卓志  (胃腸内科 医長)  
  丸山雄一郎  (放射線科 医長)  
  篠原 正典  (保健予防課医長) 
専任看護師:  7人 
専任リハビリ療法士:  2 人   
専任 MSW :  1 人  
 
   
業務内容(予定業務を含む)  
 

1)高度専門医療

     脳卒中救急患者の 365 日24時間受け入れ体制

     早期診断、早期治療

     脳神経外科、神経内科、循環器内科およびリハビリ科の協力体制

     データベース等による診療情報の共有化

2)早期リハビリテーション

     早期社会復帰を目標とする

     診療担当医、専任リハビリ療法士、看護師および MSW との連携

3)脳卒中予防活動

     保健予防課による地域への脳卒中予防対策(講習会 等)

4)その他

       脳卒中患者の会の立ち上げ、支援活動(予定)  
 
   
 
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